ピアノの音に想いをのせ クラシック音楽コンクール地区本選で優秀賞 徳永真央さん(広島市立東原中学校)
広島県内の夢や目標に向かって頑張る子供たちを応援する番組『夢キラリ』。 10月に行われた、日本クラシック音楽コンクール地区本選のピアノ部門 中学校女子の部で優秀賞に輝き、全国大会出場を決めた、広島市立東原中学校2年 徳永真央さんにインタビューしました。 ――コンクールで演奏した曲は何ですか?―― ショパン作曲のバラード第2番という曲です。ゆっくりな部分は湖の穏やかな情景を思い浮かべて弾くことを心がけていて、激しい部分は力強く演奏することを心がけて弾きました。緩急の対比がもう少し表現できたのではないかと反省している部分もあります。 ――演奏するときに特に意識していることは何ですか?―― 自分の想いを音色に乗せて、観客の皆様に届けることです。曲に入り込んで演奏したら、聴いている人にも想いが伝わるし、曲にいろんな表情がついて、聴いている人がより音楽を楽しめると思います。全国大会では自分の納得のいく演奏をやりきって、上位入賞ができるようにしたいです。 ――常に心にとどめている夢キラめく言葉は何ですか?―― 「きっと花が咲くときが来る」で、宮入ピアノ塾の宮入友子先生が言ってくださった言葉です。いつも熱心に細かいところまでこだわって教えてくれたり、音楽の流れや作り方を教えてくださったりします。 コンクールであまり良い結果が出なかったときに、この言葉をもらって気持ちを切り替えて一歩一歩進んでいったら良い結果を出せるときが来るんじゃないかなと思って練習に励むことができました。いろんな曲がたくさん弾けるようになったら恩返しできるんじゃないかなと思います。 ――将来の夢は何ですか?―― 聴いていてワクワクしたり、感動するような演奏ができるピアニストになりたいです。 『夢キラリ』は毎週月曜夜8時54分から放送しています。
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