「ラストチャンスつかみたい」パリ五輪予選最終予選に臨むハンドボール女子日本代表「おりひめジャパン」のメンバー20人発表
日本ハンドボール協会は1日、パリ五輪世界最終予選(11~14日、ハンガリー)に臨む女子日本代表(おりひめジャパン)のメンバー20人を発表し、2021年東京五輪代表のGK亀谷さくら(37)=ブサンソン=やLB佐々木春乃(29)=ドルトムント=らが入った。最年少は21歳のRB石川空=大分県出身=とRW吉野珊珠(いずれも大体大)が選ばれた。 ■【名簿】おりひめジャパンのメンバー20人はこちら 世界最終予選は12チームが3組に分かれ、各組4チームによる総当たり戦で実施。各組上位2チームが五輪出場権を獲得する。日本は東京五輪4位のスウェーデンと同7位のハンガリー、カメルーンと同じ組に入った。 日本女子は2021年東京五輪に開催国枠で出場し、12チーム中12位だった。自力での出場は1976年モントリオール五輪が最後。昨夏のアジア予選では最終戦で韓国戦に1点差で敗れて出場権をつかめず、最終予選で48年ぶりの自力出場を目指す。東京都内で会見した楠本繁生監督は「選手、スタッフと切符を取りに行って帰ってくる一心で行きたい」と決意。相澤菜月主将(25)=北国銀行=は「次がない戦い。男子に続いてラストチャンスをつかみたい」と抱負を語った。 男子は昨秋のアジア予選で五輪出場権を獲得している。
西日本新聞社