【RWS】第4回日本大会カード変更で吉成名高と戦うペットヌンは実力者相手に3連勝中の強豪
ムエタイのRWS(ラジャダムナンワールドシリーズ)ジャパンは12日、「第4回RWS日本大会」(12月1日、神奈川・横浜大さん橋ホール)のカード変更と追加対戦カードを発表した。 すでに当該選手たちがSNSでは明らかにしていたが、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者・吉成名高(23=エイワスポーツジム)3度目の防衛戦の相手がラック・エラワン(タイ)から、元ラジャダムナンスタジアム認定ライトフライ級王者ペットヌン・ペットムエタイジム(フランス)に変更となった。 ラックは欠場の理由を「家庭の事情で練習に100%集中できない状態になってしまった」と説明している。 あらたに吉成が対戦することになったペットヌンは、父がタイで経営するジム「ペットムエタイジム」に所属。3兄弟の長男であり、弟2人も活躍するムエタイ一家だという(リングネームであるペットヌンの“ヌン”はタイ語で1、次男のペットソンの“ソン”はタイ語で2、三男のペットサームのサームはタイ語で3を意味する)。 ここ数戦の試合を見ると、112ポンド(約50・8キロ)でペットナムチャイ、114ポンド(約51・7キロ)で吉成と2月のRWSジャパンで対戦したプレーオプラーオ、115ポンド(約52・16キロ)でスドローといったムエタイ軽量級の実力者を相手に増量しながら挑み、現在3連続KO勝利を収めている。現在33連勝中の名高はラック・エラワン以上の強豪を相手に連勝記録を伸ばすことはできるか。 また22年12月のBOM(ザ・バトル・オブ・ムエタイ)で引退試合を行った喜多村誠(リアクトジム/ステラキックボクシングジム)が現役復帰。バス・レンジャージム(タイ/レンジャージム)と対戦する。その他、注目カードが多数追加された。 <変更対戦カード> ▼ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級(52.16kg)王座戦3分5R 王者・吉成名高(エイワスポーツジム) VS 挑戦者ペットヌン・ペットムエタイジム(フランス) <追加対戦カード> ▼72・5キロ契約3分3R 喜多村誠(リアクトジム/ステラキックボクシングジム) VS バス・レンジャージム(タイ/レンジャージム) ▼バンタム級(53・5キロ)3分3R 佐藤九里虎(FAITH) VS パク・ヨンミン(韓国/MMAマルチジム) ▼スーパーフライ級(52・16キロ)3分3R JOH(MSJキックボクシングジム) VS れい(湘南格闘クラブ) ▼51・5キロ契約3分3R 老沼隆斗(STRUGGLE) VS シンイチ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション) ▼60キロ契約3分3R 喧嘩十段(norasing family) VS 真虎斗a.k.a Basta(Team BASTA) <既出対戦カード> ▼バンタム級(53・5キロ)3分3R 松田龍聖(大原道場) VS ゴッダオ・ペットソンヌーン(タイ) ▼フライ級(50・8キロ)3分3R 奥脇竜哉(エイワスポーツジム) VS カムパントーン・チョーハーパヤック(タイ) ▼スーパーライト級(63・5キロ)3分3R 大和哲也(大和ジム) VS ザ・スター・ペットキアペット(タイ) ▼フェザー級(57・15キロ)3分3R 品川朝陽(エイワスポーツジム) VS カルロス・セブンムエタイジム(スペイン) ▼103ポンド(約46・72キロ)契約2分3R 伊藤紗弥(尚武会) VS モンクペット・ペットプラオファー(タイ) ▼バンタム級(53・5キロ)2分3R カラケッド・クルンダム・コマンドジム(タイ) VS NA☆NA(エスジム) ▼53キロ契約3分3R 渡部隼(尚武会) VS キリョウ・シリラックムエタイ(シリラックジャパンムエタイジム) ▼46キロ契約2分3R 藤原乃愛(尚武会フジワラムエタイジム) VS MIREY(WSR三ノ輪)