ドラマ「119」で佐藤浩市が伝説の指令管制員に、中村ゆりは司令課3係の係長役
ドラマ「119エマージェンシーコール」に佐藤浩市、中村ゆりが出演することがわかった。 【画像】伝説の指令管制員・堂島信一役の佐藤浩市 本作は消防局の通信指令センターを舞台とするオリジナルストーリー。119番通報に応答して適切に救急車や消防車の出動を指令し、命をつなぐ最前線に立つ指令管制員(ディスパッチャー)の姿が描かれる。清野菜名が横浜市消防局・司令課3係の新人指令管制員である粕原雪(かすはらゆき)、瀬戸康史が雪の教育係を担う指令管制員・兼下睦夫(かねしたむつお)役でキャスティングされた。 佐藤が演じるのは、司令課3係の主任・堂島信一(どうじましんいち)。ほんのわずかな音の違いも聞き漏らさず、状況の変化に気付き的確な指示を出すことができる、通称“伝説(レジェンド)の指令管制員”だ。長らく現場を離れて管理職となっていた堂島だったが、ある思いがあり定年を期に再任用の指令管制員として指令センターに戻ってきた。また中村は司令課3係の係長・高千穂一葉(たかちほかずは)役で出演。堂島とはかつて上司と部下だった頃からの旧知の仲で、お互いのことをよく知っており、信頼し合っている。 佐藤は演じる堂島について「一人だけ昭和感がある人間がいてもいいのかなと」と述べ、「今はあまり歓迎されていないキャラクターなのかもしれませんが、昭和を生き抜いてエマージェンシーコールを聞いてきた堂島が今ここに居るということが対比として面白いのではないのかなと考えています」とコメント。中村は「この職業についてあまり深掘りしたことがなかったので、映像を見て勉強させていただきました。とても興味深くて、このドラマに参加できることがうれしいなと思いました」と伝えた。佐藤、中村、プロデューサー渡辺恒也のコメント全文は後掲している。 「119エマージェンシーコール」はフジテレビ系で1月13日に放送スタート。毎週月曜21時よりオンエアされる。水田成英、並木道子、丸谷俊平が演出を担当し、橋本夏と小柳啓伍が脚本を執筆した。 ■ 119エマージェンシーコール フジテレビ系 2025年1月13日(月・祝)スタート 毎週月曜 21:00~21:54 ※初回30分拡大 ■ 佐藤浩市 コメント □ 出演が決まった際の心境 僕個人の意見としてはドラマはオリジナルであるべきだと思っているので、社会がその時代その時代に抱えていること、それが色濃く反映されるものがドラマにする価値があるのではないかなと思いました。 □ 演じる堂島信一の印象 僕が考える堂島は、一人だけ昭和感がある人間がいてもいいのかなと。それが世の中で今はあまり歓迎されていないキャラクターなのかもしれませんが、昭和を生き抜いてエマージェンシーコールを聞いてきた堂島が今ここに居るということが対比として面白いのではないのかなと考えています。 □ 視聴者へのメッセージ このドラマを見て、皆さんにいろいろなものを感じ取ってほしいですし、このドラマの中に自分を置き換えて何か考えるきっかけになったらいいなと思います。ぜひ楽しんでいただけたらと思います。 ■ 中村ゆり コメント □ 出演が決まった際の心境 この職業についてあまり深掘りしたことがなかったので、映像を見て勉強させていただきました。とても興味深くて、このドラマに参加できることがうれしいなと思いました。 □ 演じる高千穂一葉の印象 ユーモアがありつつ、みんなの立場にたって物事を考えてあげられるような頼りがいのある方なのかなと思いました。 □ 視聴者へのメッセージ たくさんの方の命を救っているこのお仕事をドラマにできるということがとてもうれしいです。放送をぜひご覧いただけたらうれしいです。 ■ 渡辺恒也(プロデューサー)コメント 複数の119番通報が同時に入ってくることも少なくない指令管制員の仕事は、チームワークが求められる仕事でもあります。ひとつひとつの通報に向き合うために、キャリアの異なる管制員同士がお互いを補いあい、助けあって活動する“ワンチーム”としての司令課3係。そんなチームの重心を支えてきた“レジェンド”指令管制員に佐藤浩市さん、チームを冷静にまとめるリーダーに中村ゆりさん、初めに思い描いた理想のキャスティングがかないました! 雪たち後輩の管制員たちが壁にぶつかったり悩んだりするとき、経験豊富な先輩である彼らがどんな言葉をかけるのか…。もうひとつの“声”がつなぐ、世代を越えた人と人との結びつきを感じていただけたらと思います。 (c)フジテレビ