仕事始め式の後行われた今年最初の記者会見で、鈴木知事はリニア問題の解決に改めて意欲を示しました。 鈴木知事: 「残り２４項目になったので、全力をあげて対話を終了に向けて、ＪＲ東海と連携しながら進めていくということに尽きる」 　鈴木知事はリニア問題について問われると、静岡県がＪＲ東海と対話を要する２８項目の課題解決に向けた対応のスピード感を改めて強調しました。 鈴木知事: 「専門部会で議論をして、それが妥当であるということであれば終了という手続きを踏んでいるので、まずしっかり回答を早くＪＲ東海からいただく。それを我々専門部会の方でもスピーディーに検討して結論を出していくことになろうかと思う」 そのうえで、大井川流域の市や町など関係者の理解を必要とすることなどから、年内の解決は「物理的に難しい」との見方を示しました。 また、鈴木知事は開業のメリットについて東海道新幹線の具体的な停車本数をＪＲ東海に示すよう求めていて、「対話と並行してメリットを明確にしたい」と話しました。