【変な建物!?】オートロックでドア封鎖!開かないエレベーター…?自力でたどり着けない迷路のようなマンション【作者に聞く】
最近のマンションはセキュリティが厳重。新築マンションはエレベーターとオートロックが連動していて、インターホンを鳴らした階にしか行けない物件がある。そんな厳重なセキュリティのおかげで、マンションから出られなくなったトラブルを描く「運び屋ゆきたの漫画な日常」から「『セキュリティの厳重過ぎるマンション』から出られなくなった配達員」を紹介するとともに、ゆきたこーすけさんにトラブルについての詳細を聞いた。 【漫画の本編を読む】変な建物ってどんなの? ■厳重なセキュリティ、複雑な構造のマンションで「困った!!」 新しくできたマンションのなかにはエレベーターがオートロックと連動していて、インターホンを鳴らした階にしか行けない物件がある。たとえば705号を鳴らしたら7階にしか行けないといった具合。インターホンを鳴らさないとエレベーターのドアが開かず、部外者は一切操作ができないような仕組みになっていたりもする。 元配達員のゆきたさんは、厳重セキュリティマンションで2回ほど閉じ込められたことがあるという。「配達員はエレベーターで上って、帰りは階段を駆け下りるということをよくやるのですが、階段室にオートロックがかかっていて出られなくなったことがあります」(ゆきたこーすけ) オートロックは内側からは開けられないようになっており、階段エリアで封鎖…。「もう一回は、裏が駐車場になっていたためショートカットして裏口から出ようとしたら、駐車場にオートロックがかかっていて、やはり閉じ込められました」(ゆきたこーすけ) 侵入者を防ぐため厳重セキュリティになっているが、慣れない配達員は一度は経験があるのではないだろうか。実際、居住者もカードキーがなければ入ることができないため、緊急時でもカードキーだけは絶対に持って出なければならない。 また、なかにはマンションがダンジョンのように複雑になっていて、エレベーターを乗り継いだり、内部で棟が分かれている複雑なマンションも存在する。自力でたどり着けないマンションで配達員は1人迷路と戦っている。 取材協力:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)