バックカントリースキーで外国人男性3人が一時遭難、無事発見 長野
長野県小谷村の親沢付近の山中(標高約1200メートル)でバックカントリースキーをしていた外国籍の男性3人が動けなくなったと、6日午後3時半ごろ、知人を介して長野県警に救助要請があった。 県警山岳遭難救助隊らが7日朝から捜索し、谷に入って動けなくなっていた3人を発見。午後1時ごろ、ともに下山した。3人とも疲労しているものの、けがはないという。 長野県内では先月30日にも、野沢温泉村でバックカントリースキーをしていた東京都内の男性(50)が雪の割れ目に転落し、死亡する遭難事案があった。 同隊の岸本俊朗隊長は「整備されていないところを滑るバックカントリースキーは、登山道を登る冬山登山よりもリスクが高い。動画や写真でかっこよく見え、魅力があるのかもしれないが、そういう危ない活動であることを認識してほしい」と話している。(菅沼遼)
朝日新聞社