空気で膨らむ乗り物「poimo」 折り畳んで持ち運びも可能 誰もが暮らしやすい社会へ
「空気の車いす」構想から始まった開発
「poimo」は新しい形の開発も進んでいる。例えばバイク型の「poimo」はよりスタイリッシュなデザインかつ、より安定した走りを実現した。 車いす型やソファ型の「poimo」は体が不自由な人に役立つ乗り物としての活用も期待されている。もともとは従来の車いすの持ち運びのしにくさを課題と捉え、「空気の車いすを作ろう」という発想から開発が始まったといい、誰もが暮らしやすいインクルーシブ社会の実現に役立つことも目指している。体に障がいがある人でも、自分の体の状態に合わせて乗り物をデザインし、オーダーメイドの「poimo」を利用するという構想も進んでいるのだ。 「poimo」が実用化されるのは早ければ2、3年後。これからどんな乗り物になっていくのか、期待は膨らむ。
仙台放送