パリ五輪「希望の象徴に」 IOC会長、総会開会式で
国際オリンピック委員会(IOC)は22日、23日から審議を行う総会の開会式をパリ市内で実施し、バッハ会長は「世界中であまりにも戦争や紛争が起き過ぎている。平和にチャンスを与えてほしい」とスピーチし、26日に開幕するパリ五輪が「希望の象徴になる」との認識を示した。 式ではパリ出身で近代五輪の父、ピエール・ド・クーベルタン男爵の肖像画が公開され、先人に敬意を示した。バッハ会長はセーヌ川での開会式や街の中心部で競技を実施することを念頭に「華々しい大会を経験することになる」と太鼓判を押した。力を入れる人工知能(AI)に関する戦略の重要性も強調した。