選抜21世紀枠 熊本商「他校の模範に」 県推薦選出で表彰 /熊本
2025年春の第97回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)で「21世紀枠」の熊本県推薦校に選ばれた熊本商(古閑千尋校長)の表彰式が11日、熊本市中央区の同校であった。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 式には野球部の古川智久監督▽2年の田上大登(たのうえやまと)主将(17)▽同、野田菜月チーフマネジャー(17)――らが出席した。田上さんは「推薦に恥じないよう、他校の模範となる野球部を目指して頑張りたい」とあいさつ。野田さんは「選手と一緒に成長して甲子園に導きたい」と話していた。 熊本商は秋季県大会でベスト8に進出。野球部員は文武両道の精神をはじめ、毎朝の校内清掃や駐輪場の整理整頓など他の生徒の模範になっていることが評価された。 21世紀枠の出場校は、12月に九州地区推薦校1校が選ばれ、25年1月の選考委員会で全国2校が選出される。【宮下正己】