DeNA 林は450万増の1900万円でサイン 「牧さんをどかすくらいの気持ちで」来季は二塁レギュラー獲り宣言
DeNA・林琢真内野手(24)が3日、神奈川・横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、450万増の1900万円でサインした。(金額は推定) 大卒2年目の林は、守備固めや代走を中心に、今季63試合に出場。林は「一言で振り返ると悔しいシーズンでした。日本一になることはできましたけど、自分の中では目標としていたシーズンではなかった。今年、必ずレギュラーを取りたいという思いでやっていた」と思いをにじませた。 大学時代まで本職は二塁手だったが、プロ入り後は、大黒柱の牧が二塁を守っていることもあり、遊撃の定位置を争っていた。林は「ずっとセカンドをやってきたので、セカンドに対する思いは消しきれない」と胸の内を吐露。「(二塁には)すごい方がいるんですけど、立ち向かっていくというか、牧さんがいるからショート、じゃなく、牧さんをどかすくらいの気持ちでやろうと思っています」と二塁のレギュラー獲りを宣言した。 今オフは肉体改造に着手し、体重や筋肉量のアップに取り組んでいる。「(牧は)日本代表にも選ばれるような選手ですけど、自分の味を出して、どこかに林を置きたいという選択肢になってもらえるようにやっていきたい」と臆することなく挑む構えだ。