JR九州が日韓航路から撤退表明、福岡県知事「観光振興や友好交流に与える影響は大きい」
JR九州が、博多港(福岡市)と韓国・釜山を結ぶ高速船事業からの撤退を正式に表明したことを受け、福岡県の服部知事は24日の定例記者会見で「観光振興や日韓の友好交流に与える影響は大きい」と述べた。 【写真】「クイーンビートル」浸水隠蔽、「許されない行為が発生していた」…親会社のJR九州が謝罪
会見で知事は、「再開を心待ちにしていたが、非常に驚き、残念に思う」とし、30年以上続いた国際航路の撤退に「飛行機より気軽に利用しやすく、両国民に愛されてきた」と惜しんだ。
今後の日韓航路については「新たな事業者の参入があれば歓迎したいが、当面はフェリーと航空便の利用になる」との見通しを示した。