【ボートレースコラム】丸岡正典が1年9カ月ぶりのV 実力者復活のきっかけになるはず
12月15日、ボートレース若松の「ミッドナイトボートレースBOATBoyカップ」は丸岡正典(45=大阪)が、23年3月尼崎以来となる、1年9カ月ぶりのVで幕を閉じました。 最終日は、節間で初めて安定板が装着される荒れ水面。「安定板が着いて未知の世界。朝乗った感じは分からなかったし、どうしようかな」と言っていましたが、7戦オール2連対での見事なV。 「久しぶりの優勝だから、本当にうれしいです。1マークは変なターンになってしまったけど逃げられて良かった」と満面の笑みでした。 強さを発揮して、王道での優勝でしたが、1月からは05年前期から40期間守ってきたA1から降級し、A2表記になります。それでも、3月住之江周年では準Vもあり、勝率も6点オーバー。降級はたまたまだと思っています。 「久しぶりの優勝が無観客っていうのもいいでしょ」とおどけていましたが、大勢のファンの前でウイニングランをしたいと思ったはず。ダービーを2度制し、G1は4Vを誇る実力者は必ずや復活してくれることでしょう。再び大舞台での活躍に期待しています。(坂元 真一)