髭がトレードマークの元世界21位ジョンソンが引退、五輪複ではメダルも獲得<男子テニス>
スティーブ・ジョンソン
男子テニスで元世界ランク21位のS・ジョンソン(アメリカ)が4日に行われたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)の予選1回戦で敗退し、現役を引退した。 【動画】現役最後の試合を終え、涙を流すジョンソン 34歳のジョンソンは南カリフォルニア大学時代にNCAA全米学生テニス選手権の団体戦で4連覇を達成。個人戦ではシングルスで2011年と2012年に2年連続で優勝し全米学生ナンバー1に輝いた。 プロ生活ではシングルスでツアー4勝、ダブルスで2勝をマーク。2016年のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジェネイロ、ハード)ではJ・ソック(アメリカ)とのペアで銅メダルを獲得した。 四大大会では全ての大会で3回戦以上に進出しており、2016年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では16強入り。同年7月の世界ランキングでは自己最高位となる21位を記録した。 そして今回、BNPパリバ・オープンの予選にワイルドカード(主催者推薦)で出場したジョンソンは予選1回戦で第24シードのE・ナヴァ(アメリカ)と対戦。7-6 (8-6), 6-7 (10-12), 4-6の2時間44分に及ぶ大激闘の末に敗れ、現役最後の試合を終えた。 試合後、コート上で家族に囲まれたジョンソンはトレードマークの髭を涙で濡らし、コートに別れを告げた。
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