足つき良好! 中型アメリカン/クルーザー5選
ロイヤルエンフィールドの「メテオ350」は、クラシカルな雰囲気に丸みを帯びたディテール、豊富なカラーバリエーションで女性からの人気も高いモデルです。 エンジンはシンプルな空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒エンジンを搭載しています。スロットルレスポンスはマイルドで、これが玄人ライダーにとっては、腹の底から徐々に湧き上がるような力強い加速感が楽しいと好評です。 また初心者ライダーにとっては、扱いやすく安心な点と言えるでしょう。スピードを出してもストレスなく安定した走りができるため、単気筒ならではのサウンドや鼓動感を心地よく感じながらクルージングが楽しめます。 ◇ヤマハ「ドラッグスター250」
2017年に生産終了となり、現在は中古車のみ購入が可能なヤマハの「ドラッグスター 250」。本格的なアメリカンスタイルに、各所に採用されたクロムメッキのキラキラとした美しい輝きが目を引く1台です。 全長2,320mmと大柄な車体ながらシート高は670mmという群を抜く低さです。重厚な見た目に反して重量は軽いうえに、低重心なので扱いやすく、女性にも人気です。 エンジンは空冷4ストロークSOHC2バルブ2気筒エンジンを搭載しています。高回転域までスムーズに吹け上がるエンジン特性で、爽快な加速感を得られます。また燃料噴射には希少なキャブレターを採用しているため、よりいっそうV型2気筒エンジン特有の「ドコドコ」という鼓動感を楽しめるのも魅力です。 ◇ホンダ「Vツインマグナ」
前述のドラッグスター 250同様、ホンダ「Vツインマグナ」も現行モデルではありません。 Vツインマグナと言えば、すらりと長いフロントフォークとメリハリのあるスポーティーなラインが作り出すスタイリッシュな佇まいが印象的。存在感抜群の2本のメガフォンマフラーなどアメリカンな要素を随所に散りばめたリッチな見た目で、250ccながら所有欲を存分に満たしてくれる1台です。 搭載する水冷4ストロークV型DOHC4バルブ2気筒エンジンは、スポーツモデル「VT250F」のエンジンをベースに設定を作り直されたものです。日常で使用することの多い低中回転域での加速性能を追求し、低中回転域においてはトルクフルに、また高回転域においてもVT系エンジンらしい伸びのよい走りを可能にしています。 2007年の排出ガス規制強化で生産終了となってしまいましたが、15年以上経った今でも根強いファンを多く持つ名車です。 ※ ※ ※ アメリカン/クルーザーは大型でどっしりとした車格にドコドコとエンジンを響かせゆったりと走行するイメージが強いかもしれません。しかし、中型であれば足つきもよく小柄なライダーや女性にも扱いやすい車種も豊富です。ぜひお気に入りを探してみてください。
Peacock Blue K.K.