文末に「。」のついたメッセージは怖い?「マルハラ」についてみんなの意見を聞いてみました!
♦️相手に合わせる 「わたしも『。』は嫌いですが、人によっては付けてくる人も多いので最近は慣れるように自分も付けるように頑張っています」(32歳女性/総務・人事・事務) 「句読点や『。』には文を読みやすくする意図があるのが、時代の流れなので相手によって使い分ける」(52歳男性/公務員) 「人によって使い分けをしなければいけないということ自体に違和感を覚えながらも、相手のことを考えると、使い分けてしまう。そもそもそういったことが煩わしくて、最近SNSから距離をとっている」(62歳女性/金融関係) 個人的に使いたい、使いたくないといった思いはあっても、相手のことを考えて文面を変えているという人もいました。そこまで配慮が必要なのか……と感じてしまいますが、部下など年下の相手とのやりとりの際は気にしているというコメントや、目上の人には「。」をつけるといった若者の声も多数ありました。それぞれが自分とは違うスタンスの人を気遣っているようです。 ♦️こんな意見もありました 「これがハラスメントと言われたら何もできなくなる」(52歳男性/その他) 「どっちでも構わないと思う。何でもハラにしすぎ」(62歳女性/主婦) 「仕事の時は『。』をつけるが、確かに冷たい印象がある」(23歳女性/総務・人事・事務) 「自分で送るときは『。』は面倒だからいちいちつけないが、そこに感情がこもっていると解釈されるのもめんどくさい」(47歳女性/主婦) 「年代によって習慣が違うだけの些細な問題」(65歳男性/その他) 「冷たい印象を受けるが、ハラスメントではないと思う」(31歳女性/学生・フリーター) 本来は、読みやすくするための改行、文章の終わりを明確にする句点のはずが、冷たい、怖いといった圧を感じるメッセージとして受け取られてしまうのは残念ですよね。チャットのようにスピーディーなメッセージのやりとりをする若者世代にとって「。」はなじみのない違和感を感じるものになっているのかもしれません。 しかし、どちらが正しいわけでもなく、どちらかに合わせる必要もないはず。自分のスタンスや価値観にとらわれず、相手の感情や考え方を考慮して柔軟に句点の使用を判断することが、円滑なコミュニケーションにつながるのではないでしょうか。
ナカムラミカ