『東方Project』の二次創作ガイドラインに追記。クラウドファンディングの実施は控えてほしいと公式に発表。インディーゲームを公開するサイトでの配布はガイドラインを守れば問題なし
5月31日、『東方Project』の公式SNSより、二次創作のガイドラインが追記された。主な内容は、インディーゲームを公開するサイトでの配布の可否と、『東方Project』を用いた二次創作タイトルでのクラウドファンディングの実施は基本的に控えてほしい、というものだ。 公式サイトによると、クラウドファンディングを禁止した主な理由は、個人活動の範囲を超える資金集めに伴うトラブルに版元として責任を負いかねるためであるようだ。そのほか、公式サイトでは「ファン活動可能範囲について」という項目に具体例なども追記されている。 1996年に公開された『東方Project』は、個人サークル「上海アリス幻樂団」の主宰であるZUN氏が制作する、弾幕シューティングゲームだ。最初の『東方Project』の公開から25年以上経った今でも多くのユーザーから親しまれており、『東方Project』の世界観を用いた二次創作作品も多数制作されている。 公式サイトにて公開されている禁止事項は主に「東方Projectのイメージを損なう内容」、「他者の権利を侵害する、または侵害するおそれのある内容」、「東方Projectの公式コンテンツであると誤解をまねく内容」といった内容だ。 詳細は公式サイトにも記載されているので、『東方Project』関連の二次創作を試みたい方は、ぜひ参照してみてほしい。なお、この度、クラウドファンディングは控えてほしいという発表がされたが、どうしても実施したい場合は、無断で行わず個別に問い合わせてほしい旨が記載されている。 『東方Project』の公式SNSより、二次創作のガイドラインが追記された。詳細な内容は公式サイトに記載されているので、『東方Project』の二次創作をしたい方は、ぜひ参照してほしい。
電ファミニコゲーマー:TsushimaHiro
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