9年ぶりにホワイトタイガーの赤ちゃん 東武動物公園で誕生 一般公開は決まり次第発表 あす14日から一般公開を前に飼育しているバックスペースの様子を放送
埼玉県宮代町の東武動物公園は11日、同園で9年ぶりとなるホワイトタイガーの赤ちゃんが7日に生まれたと発表した。一般公開日は決まり次第、公式ホームページなどで発表する。 ゴマフアザラシ“はなまる”君が人気 周囲に慣れるためオットセイプールで公開
母親のソルティ(9歳)と父親シュガー(6歳)の間に生まれた。同園でのホワイトタイガーの誕生は2015年以来、9年ぶり3回目だが、同2頭の間にできたのは初めて。7日午後6時ごろ~同7時に3頭出産。内1頭は誤嚥(ごえん)性肺炎で翌日死亡を確認した。2頭については授乳も確認でき、母子ともに元気に過ごしているという。2頭の性別はまだ分かっていない。 14日からは一般公開を前に、キャットワールド内に設置されたディスプレーでホワイトタイガーの赤ちゃんと母親を飼育しているバックスペースの様子を生放送で見ることができる。午前10時~午後3時予定。 同園によるとホワイトタイガーはインドに生息するベンガルトラの白変種。野生では1951年にインドで雄の子どもが発見されているのが最後とされ、今では飼育下でしか目にすることができない。全世界で約250頭、国内では約40頭飼育されている。