欧州の次はサウジアラビアで指揮か⁉ モウリーニョ、将来の監督業について語る
今年1月にローマを退団したモウリーニョ監督
今年1月16日付けでASローマの監督を辞任しフリーエージェントとなったジョゼ・モウリーニョ氏だが、F1サウジアラビアGPに招待されローマを去った後、『SKY』の現地記者に対して自身の将来について次のように語った。「監督になりたい、そう願っている。ローマは信じられないようなクラブだった。今はチャンスを待つしかない。できれば明日にでも働きたいが、悪い決断はしたくない」。 モウリーニョ氏は過去にレアル・マドリード、チェルシー、ポルト、インテル・ミラノの監督を務めるなど、多くのビッグクラブを渡り歩き数々のトロフィーを獲得してきた。最近はフランチェスコ・トッティやロナウド・ナサリオとともに、首都リヤドで開催されたエジプト・カップ決勝前のセレモニーに参加したり、F1グランプリでフェルナンド・アロンソなどさまざまなドライバーと会っていたりなど、最近では欧州を離れ度々サウジアラビアに訪れることも多く、アラビアの “新しい顔 "となりつつある。 モウリーニョ氏がローマに在籍していた頃、彼の監督としての将来についての噂はすでに浮上しており、そのすべてがサウジアラビアからのものだった。実際、モウリーニョ自身も記者会見で「いつかはアラブの国で監督をすることになるだろうと思っている」と語ったことがある。モウリーニョ氏の次の監督キャリアはサウジアラビアでの新たな偉業達成か、それとも欧州での更なる名将となるのか、今後の彼の去就からは目が離せない。
構成/ザ・ワールド編集部