【MLB】カブス最終戦は完封負け 鈴木誠也は4打数1安打1四球、OPS.848はリーグ8位の好成績
【レッズ3-0カブス】延長10回@リグレー・フィールド
日本時間9月30日、カブスは本拠地リグレー・フィールドで2024年レギュラーシーズンの最終戦を迎え、延長戦の末に0対3で完封負け。昨季と全く同じ83勝79敗で162試合の戦いを終えた。レッズは10回表に3点を先制して勝利を収め、5番手のトニー・サンティヤンが3勝目(3敗)、6番手のバック・ファーマーが今季初セーブをマーク。カブス6番手のイーサン・ロバーツは10回表に一挙3点を先制され、今季初黒星(1勝)を喫した。 【動画】レッズのエリー・デラクルーズが先制の2点タイムリー三塁打を放つ ハンター・グリーン(レッズ)とケイレブ・キリアン(カブス)の両先発で始まった一戦は、両軍投手陣の力投と両軍打線の拙攻が重なり、9回終了時点で両軍無得点。10回表、レッズは一死1・2塁のチャンスを作ると、エリー・デラクルーズの2点タイムリー三塁打とタイラー・スティーブンソンのタイムリーで3点を先制した。カブスはその裏、二死2・3塁と「一発が出れば同点」のシチュエーションを迎えたが、マイケル・ブッシュがレフトフライに倒れて試合終了。得点圏で10打数ノーヒットと「あと1本」が出ず、0対3の完封負けとなった。 カブスの鈴木誠也は「3番・DH」でスタメン出場。サードゴロ、センターへのヒット、ショートフライ、ライトフライ、四球で4打数1安打1四球だった。5試合連続安打を継続したままシーズンを終え、メジャー3年目の今季は打率.283、21本塁打、73打点、16盗塁、OPS.848を記録。本塁打、四球(63)、盗塁、出塁率(.366)などで自己ベストを更新し、OPS.848はテオスカー・ヘルナンデス(ドジャース)やジュリクソン・プロファー(パドレス)を上回るリーグ8位の好成績である。