「衣食住」を整えれば自己肯定感がグングン上がる。納得の理由とは?
● 部屋ではボーっとする ――お部屋でこだわってるのとかってありますか。 湯:特にはないです。でも綺麗な部屋っていうよりは、ちょっとぐちゃっとしてたほうが生活感あって、自分的には落ち着きますね。でもぎちぎちではなくて。 ――見てるほうとしても、少しぐちゃっとしていたほうが情報量が多くて楽しいです。 湯:和室にちゃぶ台があるんですけど、あれもタダなんですよ。リサイクルショップ見てたらおばあちゃんが、「これ邪魔なんだけども、いらない?」みたいな。じゃあもらいますっていって、おばあちゃんと一緒に運んで。 ――リサイクルショップは意外です。 湯:リサイクルショップが多いですね。あとアマゾンとか楽天とか。だから、ここのブランドの家具がいいとか、特にこだわりがなくて。 ――こういう部屋にしていきたいって方向性あるんですか。 湯:植物、レコード、でっかいソファーみたいな。ソファーは今ないのですが。植物見ながらレコードかけてでっかいソファーでゴロンと座るみたいな。 ――ボーっとできる部屋にしていくっていう感じなんですか。 湯:はい。 ● 人生は「衣食住」が10割 ――最後に、「気分」って人生において何割ぐらいですか。 湯:何割だろう。5割くらい? ――残りの5割は……? 湯:そう考えると10割かもしれないですね(笑)。あんまり考えたことないですけど。でも、「衣食住」をちゃんとしていれば、勝手に気分が上がってくるような気がします。やることやってるから自己肯定感というか。掃除とかもホコリ溜まってんなと思ったら、もうそこで取っちゃうみたいな。洗濯しないとなって思ったら、もうすぐスイッチを押すとか。そんな感じです。 (取材・構成 書籍編集局 工藤佳子)
湯が沸いた