オープン戦【マリナーズ8－1ドジャース】＠キャメルバック・ランチ

オープン戦初黒星を喫したドジャースの山本由伸（MLB Advanced Media）

　日本時間3月14日、ドジャースは渡韓前最後のオープン戦でマリナーズと対戦。開幕2戦目での先発登板が決まっている山本由伸が先発のマウンドに上がり、5回途中まで7つの三振を奪ったものの、8安打を浴びて4点を失い、敗戦投手となった。大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場したが、3打数0安打2三振で途中交代。試合はマリナーズが8対1で快勝し、マリナーズ先発のケーシー・ローレンスは4安打を浴びながらも3イニングを無失点に抑えて勝利投手となっている。 【動画】ドジャースの山本由伸が7つの三振を奪う（MLB.comより） 　オープン戦3度目の登板となった山本は三者三振を奪う最高の立ち上がりを見せ、2回表は二死から四球を与えたながらも無失点。3回表は二死からヒットを許したが、3イニング連続の無失点に抑えた。しかし、4回表は先頭から4連打を浴びて2失点。5回表は一死2・3塁からミッチ・ガーバーに2点タイムリー二塁打を浴び、次打者ミッチ・ハニガーをショートゴロに打ち取ったところでマウンドを降りた。試合後、山本は「ちょっと球が甘いところに行ったのを捉えられてしまった。投球としてはよくはないですけど、来週につなげたい」と話している。 　大谷は1回裏一死走者なしの第1打席でライトフライに倒れると、3回裏一死走者なしの第2打席と5回裏二死走者なしの第3打席はいずれも見逃し三振。8回裏に回ってきた第4打席で代打を送られ、交代した。3打数0安打2三振に終わり、オープン戦8試合の打撃成績は打率.500（22打数11安打）、2本塁打、9打点、出塁率.577、OPS1.486となっている。