【巨人】「自分のベストを鍛えろ」ミスターが地元・佐倉で開催の長嶋茂雄野球教室でメッセージ
第8回長嶋茂雄少年野球教室が2日、千葉・佐倉市の長嶋茂雄記念岩名球場で開催された。 あいにくの雨模様となったが、佐倉市少年野球連盟に加入している19チームの小学4~6年生、約330人が参加。講師は巨人OBの河埜和正氏、中畑清氏、角三男氏、定岡正二氏、鹿取義隆氏、篠塚和典氏、槙原寛己氏、村田真一氏、緒方耕一氏、元木大介氏が務めた。同球場の外野部分を使い、ポジションごとに分かれ、キャッチボールやボールの捕り方など指導を受けた。 ミスターは欠席となったが、開会にあたり、メッセージを寄せた。以下が要旨。 「野球少年のみなさん、おはようございます。この教室も、今年で8回目を迎えました。残念ですが、私は今回も欠席させていただくことになりました。本日は私の代わりに、プロ野球時代、私と一緒に猛練習に取り組んできた選手たちが参加してくれています。 私の野球は、いつも野球教室で繰り返している『自分のベストを鍛えろ!』です。投げる、打つ、守る、走るの中で自分が最も得意な種目に挑戦して下さい。 そしてもう一つみなさんにお伝えしたいことがあります。この夏のパリオリンピックに続いて行われたパラリンピックの日本代表選手の言葉を新聞で読みました。普段あまり応援に慣れていない選手たちが、観客からの声援に体中から闘志が湧いたそうです。 本日もスタンドにはたくさんの仲間が来ています。教室を仕切る方にお願いです。この野球教室の中で、2回か3回スタンドのみなさんに大声での声援を呼びかけて下さい。グラウンドでプレーするみなさんにさらに活力が湧いてくるはずです。『がんばれ、がんばれ!佐倉!』でもいいです。そしてスタンドのみなさんもグラウンドにいる仲間と同じように元気になれると思います。 みなさんで一緒に盛り上げていきましょう」
報知新聞社