深紅のヒガンバナは長岡花火のような美しさ♪ 長岡市の雪国植物園で咲き始める
秋の涼しさの訪れとともに開花するヒガンバナが、新潟県長岡市の「雪国植物園」で咲き始めた。好天に恵まれた9月29日は多くの人が訪れ、園内に広がる深紅の光景に見入っていた。 雪国植物園はヒガンバナを年々増やしており、現在は50万本ほどあるという。今季は暑さが長引いた影響で、例年より1週間程度開花が遅く、まだ半数以上はつぼみの状態。順次咲いてゆき、10月初めまで楽しめるという。 29日は来園した夫婦らが、群生するエリアで写真を撮ったり、ベンチに座ってゆっくり眺めたりした。初めて訪れた胎内市の公務員女性(31)は「想像以上にすごくてびっくり。はかなさと花火のような形がすてき。きれいで、見に来て良かった」と話した。