2/3『紅蓮館の殺人』阿津川辰海[著](講談社)(提供:Book Bang)トリッキーな設定で読ませる〈館四重奏〉シリーズ第三弾。すべてが繋がる過程が痛快無比!(レビュー)【関連記事】3年分の心血を注いだ長編『録音された誘拐』 小説家・阿津川辰海が語ったミステリへの情熱『蒼海館の殺人』ほか 「探偵は何のために存在するのか」 その問題に取り組む4冊新進気鋭の若手作家からデビュー10周年の中堅まで 圧巻のミステリ&サスペンス3作「館」「密室」「連続殺人」と”いかにも”ながら”新たな味”のミステリなど、話題の新人から不朽の名作まで 作者の個性溢れる4選探偵不在のミステリー小説は成立するのか? 登場人物が各々推理しはずしまくる、新感覚ミステリー小説