【中日2軍】岩崎翔、『少しの違和感』フォーム修正へ試行錯誤…「(体の)使い方…そこがはまれば」完全復活へ前向く
中日2軍は28日、予定されていたウエスタン・リーグ、くふうハヤテ戦(浜松)が降雨のため中止となった。チームは浜松市のケイスポーツ室内練習場で練習。岩崎翔投手(34)はフォームを微修正して、1軍再昇格を目指す。 少しの違和感。それを修正するため、岩崎は試行錯誤している。「けがをする前に比べたら、まだずれがある。(球の)勢いだったり、質というところに、もう一個手応えを感じられていないです」と語る。 一昨年9月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称「トミー・ジョン」手術)を受けた。長いリハビリの日々を乗り越え、今月4日に支配下登録。6日には古巣であるソフトバンクとの対戦(バンテリンドームナゴヤ)でに復帰登板を果たすと、4試合に登板した。しかし、17日に出場選手登録を抹消された。 今年実戦復帰したばかりで、肩肘への疲労もある。「上半身が遅れている感じ」。ファーム合流後は落合2軍投手兼育成コーチとともに、高橋宏も2軍調整中にしたフォーム固めの反復練習などで修正に取り組み、「(体の)使い方のタイミングがずれているだけだと思うので、そこがはまれば戻ってくると思います」と前を向く。 今季、2年ぶりに立った1軍の舞台。「やっぱり雰囲気も良いし、あそこで投げるのが仕事だと思いました」。大歓声をイメージし、完全復活に向けた道を歩む。
中日スポーツ