【ドラクエ】『ドラゴンクエストモンスターズ3』発売1周年。22年ぶりのナンバリング新作は『ドラゴンクエストIV』のピサロが主役に!【今日は何の日?】
四季や天候の変化が楽しい! 2023年(令和5年)12月1日は、Nintendo Switch用ソフト『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』が発売された日。本日で発売から1周年を迎えました。 【記事の画像(8枚)を見る】 『ドラゴンクエストモンスターズ』は『ドラゴンクエスト』シリーズの派生作品としてゲームボーイカラー向けに発売された『テリーのワンダーランド』からはじまったシリーズ。『ドラゴンクエストモンスターズ2』が発売されたあとは『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』シリーズとして展開していたので、ナンバリングとして発売されたのは22年ぶりになります。 プロデューサーは『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』のニンテンドー3DS版や『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドSP』を手がけた横田賢人氏。シナリオは、シナリオ制作会社のストーリーノート代表で、スクウェア・エニックス時代に『ドラゴンクエスト』シリーズのディレクターを務めていたこともある藤澤仁氏です。 これまでのシリーズは『ドラゴンクエストVI 幻の大地』のテリーや『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』のキーファの幼少期を描いたストーリーが描かれましたが、本作では『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』に登場したピサロが主人公に。プレイヤーは呪いによって魔物と戦闘できなくなったピサロを操作して、エルフの娘であるロザリーや魔法研究家のベネットとともに冒険をします。 ピサロは小野大輔さん、ロザリーは上田麗奈さん、ベネットは松岡禎丞さんがボイスを担当。ピサロに関しては『ドラゴンクエスト』シリーズのお約束通りふだんはしゃべりませんが、戦闘中に掛け声を聞くことができます。 直田姫奈さんが演じる、ピサロをサポートするゆるふわギャル風の精霊・アゲぴぴや、長縄まりあさんが演じるスライムのスラぷるなど、そのほかのキャラクターもとても魅力的でした。ホイミンが登場するところも『ドラゴンクエストIV』をプレイしたユーザーにとってはうれしいポイントでしたね。 物語の中ではピサロの生い立ちやロザリーとの出会いが描かれるほか、途中からは『ドラゴンクエストIV』本編とは異なるIF展開が描かれていくことに。ネタバレになるため深くは語りませんので、ぜひ注目してみてください。 ゲーム部分は『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズらしく、モンスターの配合や育成が中心ですが、本作は広めのフィールドやダンジョンが用意されていて、探索する楽しさがあります。とくにフィールドには四季が存在しており、季節によってマップやモンスターが変わるのが新鮮です。 配合システムはこれまでの配合の組み合わせを一新。生まれてくるモンスターをイメージしやすくなったので、初めてシリーズをプレイする人でも直感的に遊べるようになりました。また、“あくまの書”が撤廃されていたり、モンスターサイズがS・Lの2種類に簡略化されていたり、これまでのシリーズよりもシンプルな構成に。育成や配合の楽しさはそのままに、より手軽に遊べるようになっています。 2024年9月12日にはSteam版、スマートフォン(iOS、Android)版が発売。Steam版は、Nintendo Switch版に搭載されていたリアルタイム対戦コンテンツ“オンライン対戦”はカットされていますが、有料追加DLC(ダウンロードコンテンツ)として配信された、“追憶のモグダンジョン”、“エビ師範の修練迷宮”、“時の無限ボックス”が収録されています。ぜひご自身の環境にあったもので本作を遊んでみてください!