東京ホテイソン・ショーゴ、俳優・奥山かずさ…。6人に聞いた「なぜカラダを鍛えるの?」
俳優・奥山かずささん「タイトなジーンズを穿きこなすためです」
「学生時代は体型をカバーすることを最優先で服を探していたのですが、モデルとしてのカラダ作りのために鍛え始めてからは着たい服を自由に買うことができるようになりました。 タイトなジーンズをセクシーに穿きこなせた時の“理想の自分に近づけた”という達成感はモチベーションが高まりますね。 もう一つ筋トレによって得られたことは“一度脂肪がついてしまっても元の体型に戻せる”という自信。昨年は出産を経てカラダがふっくらしてしまったのですが、そんななかでもまたファッションを楽しめる日が待ち遠しいなって、ポジティブな気持ちでいられるんです」 プロフィール:おくやま・かずさ/1994年生まれ。モデルとして活動する傍ら、持ち前の運動神経を活かして2018年に『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』で俳優デビュー。23年公開の映画『退屈なエンドロール』では主演を務める。同年8月に第1子出産。
編集者・うないいちどうさん「“やればできる人間”と思えるからです」
「筋トレを始めてから、自分の生活がワンランク上になりました。心地よい疲労感で夜はぐっすり眠れるし、食欲も湧いて、編集者の職業病である肩こりとも今は無縁です。 トレーニングは継続が大事ですが、継続するには新しい方法を取り入れるなどの“変化”が必要。慣れたやり方を変えるのは時にストレスに繫がりますが、定期的な変化が自らを成長させ、継続を後押ししてくれます。 そんな好循環の中に身を置いていると、自分のことを“やればできる人間”だと評価するようになります。そしたら、やる以外の選択肢はないですね。自分に認められるのが一番うれしいですから」 プロフィール:1983年生まれの編集者。2016年、WEBコンテンツの企画や運営などを手がけるプロダクション〈ノオト〉に入社。自身のXアカウントで平日夜に更新される、日常をゆる~く切り取った「#本日の地味なハイライト」が人気。筋トレのモットーは“なるべく短時間で、なるべく楽しく”。
取材・文/山梨幸輝(初出『Tarzan』No.872・2024年1月25日発売)