〈ジル サンダー〉ブランド初となるアートインスタレーションスペースも登場。銀座に過去最大規模の旗艦店をオープン!
2024年11月29日、メゾンの世界観を詰め込んだ新店〈ジル サンダー 銀座〉が誕生した。 【フォトギャラリーを見る】 1968年の創業以来、モダニティとソフィスティケーションの象徴として知られる〈ジル サンダー〉。現在、世界に70店舗を展開する同メゾンは、2017年からはルーシー&ルーク・メイヤーがクリエイティブ・ディレクションを担い、ミニマリズムの遺産を現代的に再解釈している。 表参道の旗艦店に続く国内21店舗目となる〈ジル サンダー 銀座〉は、627平方メートルの2フロア構造。クリエイティブ・ディレクターのルーシー&ルーク・メイヤー夫妻が店舗デザインを手がけた。また、同店はロンドン・ボンドストリートの旗艦店に続き、国際的な建築設計事務所〈カスパーミュラー クニアー アーキテクツ(Casper Mueller Kneer Architects)〉とのパートナーシップによって造られた2つ目の店舗でもある。
ルーシー&ルーク・メイヤーが持つアイディアや信念を反映し、CDケースを再生利用したプラスチック什器など、天然素材や再利用素材を積極的に採用。経年変化を楽しめる空間設計となっている。
店内にはウィメンズ、メンズのレディ・トゥ・ウェアをはじめ、シューズ、バッグ、アクセサリーのフルラインを取り揃えるほか、銀座の歴史へのオマージュである銀座店限定の「銀」をテーマにした特別カプセルコレクションを展開。ブランド初となるファインジュエリーコレクションも本邦初公開となる。
ルーシー&ルーク・メイヤーは、〈ジル サンダー 銀座〉について「私たちが目指すのは、お客さまが安らぎを感じられる空間、まず最初に空気感に触れることで、心がうごく体験を呼び起こすことです」とコメントを寄せている。 また、ブランド初となるアートインスタレーションスペースには、英国人彫刻家レイチェル・ホワイトリードの作品「Bergamo II」が展示されている。 ルーシー&ルーク・メイヤー、そして、〈ジル サンダー〉の世界観が浸ることができる〈ジル サンダー 銀座〉、ぜひ一度、足を運んでみたい。
〈ジル サンダー 銀座〉
東京都中央区銀座3-4-1。11時~20時。TEL 03 3528 6278。
text_Aya Hasegawa editor_Keiko Kusano