【インサイド・ヘッド2】大竹しのぶ、多部未華子ら日本版声優が舞台挨拶に登壇!
舞台挨拶はまだまだ続く!
本作に登場するのは個性豊かでカラフルで、あなたの中にもいる “感情” のキャラクターたち。<大人の感情>たちのリーダー的存在で、常に最悪の将来を想像して、あたふたと必要以上に準備してしまうシンパイを演じた多部は、最近 “シンパイ” していることを訊かれると「梅雨明けの暑さ」ときっぱり。「今もジメジメしてすでに暑いですけど、梅雨が明けたらとか、8月とか、どうなっちゃうのかな? と心配しています」と、演じた役柄同様に少し先の将来を “シンパイ” していると明かした。また、内気で泣き虫だけど実は誰よりもやさしくて仲間思いなカナシミを演じた大竹に最近のカナシミエピソードについて「カナシミって実はあんまり思い浮かばなくて……悲しいことをすぐ忘れちゃうほうなのかもしれません」と切り出しつつ「強いて言うなら、時間があっという間に過ぎること。インタビューで『2年前に前作を録ったときも……』と言ったら『もう9年前ですよ』と返されてしまって」と明かした “あるあるエピソード” に、会場の観客からは笑いの中にも共感が入り混じる雰囲気に。 そして、どんな人の中にも広がる “感情たち” の世界を舞台に描く本作にちなんで、登壇者が自分の頭の中を占める “感情たち” の割合をカラフルなキャラクターたちのシールを貼ることで表現したフリップで【私のインサイド・ヘッド】をそれぞれ披露した。大竹は、自身の頭の中を表現したフリップを見せながら、「やっぱりヨロコビにあふれています。ソファで寝転がるのも大好きなのでダリィも。あと羨ましい(イイナー)もあるし、世界中の情勢などをみてカナシミもあります。色んな感情があって人間かな」と語った。 一方で多部は、中心に大きなヨロコビがいて複数のシンパイやダリイがその周りを囲むそうで「今日ここに立ててうれしいというヨロコビ、そしてみなさんに私が演じたシンパイがどう届くのか、というシンパイ」と説明し、さらに「家に帰ったら明日の用意とかするのが……ダリィもいます」と意外とも言える一面を明かした。さらに、村上の頭の中を現したフリップにはシンパイとハズカシがぎっしり! あまりの詰まり具合に会場はこの日一番の笑いの渦に包まれたが、その理由について村上は「僕、ちょっと間違えたかもしれないんですけど、“今この瞬間“ の感情だと思っていて。登壇直前だったので、シンパイとハズカシがいっぱいなんです」とその理由を説明していた。 最後に、本作の公開を楽しみにしている人々に向けて、多部は「これからどういう風に皆さんの心に届くのか ”シンパイ” していますが、本当にどの世代にもちゃんと届くことができる物語になっていますので、ぜひ楽しんで、最後の最後まで見逃さず観ていただけたらなと思います」、大竹は「みんなで頑張って作りました。本当に素晴らしい映画ですし、皆さんの心がヨロコビでいっぱいになることを願っています。どうぞ楽しんでください」と、日本版声優を代表してメッセージを贈った。そして、本作の日本語吹替版の完成を祝い、会場が一体となって「今年の夏は! インサイド・ヘッド2!」の掛け声とともにカラフルなテープが会場を舞った。色鮮やかに彩られた会場は大いに盛り上がり、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。 (C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
アニメージュプラス 編集部