インターハイ8強の松本国際が初戦敗退 亡き寮母への思い実らず 春の高校バレー
「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会は5日、東京都渋谷区の東京体育館で開幕した。男子の1回戦では、大垣日大(岐阜)が松本国際(長野)にストレート勝ちした。 【トーナメント表】第77回春高バレーの男女別組み合わせ 昨夏の全国高校総体8強の松本国際がまさかのストレート負けで1回戦敗退。壬生裕之監督は「普段通りできなかった」と悔いた。 昨年1月に亡くなった壬生監督の母、智子さんへの思いを胸に臨んだ春高の舞台だった。寮母として選手から「おばちゃん」と親しまれ、選手らはこの日もコート内で「おばちゃんのために」と声を掛け合った。小林智哉主将(3年)は「かけがえのない存在だった。勝って、この後も天国から応援してもらいたかった」と唇をかんだ。