斎藤元彦知事めぐり、生放送でまさかの激論に波紋 古市憲寿さんVS若狭勝弁護士、「こういうことは本当に…」
28日放送のフジテレビ系朝の情報番組「めざまし8」では、公職選挙法違反の疑惑が浮上している斎藤元彦兵庫県知事について特集。出演者のやりとりが注目を集めた。 ◆斎藤元彦前知事、就任式へ向かう車中ショット【写真】 スタジオには社会学者の古市憲寿さん、元衆院議員の若狭勝弁護士などが生出演した。番組が用意した解説用のボードに従って、若狭弁護士はこれまでのいきさつを解説。斎藤県知事側の弁護士の言い分をもってしても「買収っていう余地がでてくる」との見方を示した。 そこでかみついたのが古市さん。「こういうことは本当にダレもやってないのですか?」と質問。金銭的な契約としてはポスター制作だけをお願いしつつ、SNS運用を実はグレーな状態で依頼するケースは、皆無なのかと追及した。 若狭弁護士は告示日の前か後かが、基準のひとつになると返答。すると、古市さんは「これも同じじゃないですか」と、今回のケースも同様だと反論。若狭弁護士は、主導権がどこにあったのかが見極めのひとつだと返した。 その後も、古市さんは「今の公職選挙法がネット時代にあってない」と主張し、今回の疑惑が浮上した背景には、法の在り方の問題もあるとの見方を示した。だが若狭弁護士は、公選法が現代とズレている点については賛同しつつ、「それは、また別問題」「いま、現在の法律のもとで、どうなのかってのが問われている」と返すなどした。 ネット上では、この2人の応酬が注目を集めた。「まさかの古市に詰められる若狭弁護士」「古市氏は久しぶりに良かったな。若狭弁護士にツッコミまくり」「若狭弁護士に、古市氏が中立な立場で質問をぶっ込んで度々勢いを削いでいた」「古市さんの質問に若狭弁護士がタジタジだ」などの声が寄せられた。
中日スポーツ