小籠包の有名店・鼎泰豊、一部メニューを値上げ 運営コストの増加を考慮/台湾
(台北中央社)小籠包(ショーロンポー)の有名店「鼎泰豊」は12日、同日から一部メニューを値上げすると発表した。値上げ幅は平均で約6%となる。定番の小籠包(10個入り)は30台湾元(約146円)値上げし、280元(約1360円)とする。同社は値上げについて、運営コストの増加を考慮したとしている。 前菜は現行の100元(約490円)から120元(約580円)に、鶏肉蒸しスープは230元(約1120円)から250元(約1210円)に、えびチャーハンは270元(約1310円)から300元(約1460円)にそれぞれ値上げする。 同社は平均約6%の値上げについて、主に人件費を考慮したと説明。サービス業の人手不足が背景にあるとし、良質なサービスとメニューを提供し続けるため、人材の募集やつなぎ留め、賃金や福利厚生に資源を投じていくとした。 (余暁涵/編集:名切千絵)