長沙から長旅を経て到着したジェン・チンウェンが初戦に勝利 [WTAシュツットガルト/テニス]
長沙から長旅を経て到着したジェン・チンウェンが初戦に勝利 [WTAシュツットガルト/テニス]
WTAツアー公式戦「ポルシェ・テニス・グランプリ」(WTA500/ドイツ・バーデン ヴュルテンベルク州シュツットガルト/4月15~21日/賞金総額92万2573ドル/室内クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第5シードのジェン・チンウェン(中国)がソラナ・シルステア(ルーマニア)を6-2 6-3で下して欧州クレーコートシーズンをスタートした。 ~ポルシェ・テニス・グランプリで初戦を突破した第5シードのジェン・チンウェン選手~ 3-0から3-2と追い上げられたあと3ゲームを連取して第1セットを先取したジェンは第2セットも4-0とリードを広げ、5-3で迎えたレシーブゲームで2度目のマッチポイントをものにして1時間16分で試合を締めくくった。 前週に中国・湖南省長沙で行われたビリージーンキングカップのアジア・オセアニア地区グループIに出場したジェンはクレーコートで2試合に勝ち、長沙から北京に渡ったあとフランクフルトを経由してシュツットガルトに到着していた。 「大変だったけど、飛行機の中で寝ているから時間があっという間に過ぎたわ」とジェンは試合後のオンコートインタビューで語った。 ジェンは次のラウンドで、マルタ・コスチュク(ウクライナ)とワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したラウラ・シグムンド(ドイツ)の勝者と対戦する。 そのほかの試合では第6シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)、ジャスミン・パオリーニ(イタリア)、エリース・メルテンス(ベルギー)、リンダ・ノスコバ(チェコ)が2回戦に駒を進めた。 第8シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)はノスコバに3-6 1-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。
テニスマガジン編集部