RBチーム代表が嘆く...角田裕毅の予選クラッシュが一変!「フリー走行で2台がトップ10の好調も…ポイント獲得できず悔しい」と吐露
F1第20戦メキシコシティGP(オートドローム・エルマノス・ロドリゲス)の決勝レースを終えて、ギヨーム・デゾトー(VCARB、車両パフォーマンス責任者)が次のように語った。 ●【2024F1第20戦メキシコシティGP】全セッションの結果・タイムスケジュール ■ローラン・メキース代表(VCARB) 「メキシコでポイントを獲得できずに去るのは非常に悔しいです。オースティンで導入したアップデートにより、ここ2戦でクルマは改善されたと思います。 今週末はユウキ(角田裕毅)のマシンだけにさらなるアップデートを施しましたが、来週のブラジルでは2台に投入する予定です。今週末は純粋なペースという点では、3回のフリー走行セッションで2台ともトップ10をキープしていたことでも明らかなように、ここしばらくで最も競争力のある週末のひとつとなりました。 昨日のユウキ(角田裕毅)のクラッシュの影響で、ドミノ倒しのようにリアム(ローソン)がQ3に進出できなかったという結果につながり、大きな痛手となったが、それがモーターレーシングというものです。今週末は、その時点から崩れてしまい、レースのスタート直後に残念なことにユウキが他車に押しつぶされ、中団グループで起こり得るようなアクシデントに見舞われました。 リアムは前の何台かのクルマを追い越そうと、逆転戦略をとりました。彼は最初のスティントで好調な走りを見せ、レース中盤まで多くのクルマと激しいバトルを繰り広げましたが、レース後半には多くのトラフィックに遭遇し、思うような走りができませんでした。コラピントとの接触により、ポイント獲得の可能性はほぼ消滅しました。 数日後のサンパウロでは、よりスムーズな週末を目指し、最新のクルマのペースアップがどこまで進めるのか、全力で努力します。」