朝市火災現場、残された金庫預かり中 輪島署
能登半島地震に伴う大規模火災に見舞われた輪島市の「輪島朝市」周辺で、焼け跡に残った金庫や貯金箱など約30個が引き取られないまま輪島署で保管されている。署は発見場所や金庫の特徴が合致すれば返却を進めているといい、中根崇議副署長は「心当たりがあれば問い合わせてほしい」と呼びかけている。 署によると、鎮火直後から金庫などが残されていると近隣住民らから報告が届き始めた。盗難の恐れがあるとして、これまで金庫約40個、貯金箱など約50個を署で保管。現金や不動産の権利書などの書類が入っていた。