「練習から常に意識するようになった」今野泰幸がプロ入り直後に岡田武史からかけられた言葉を回想「監督との出会いは最高でしたね」
「すごい速いアプローチができるし、止まれるし、ボールを奪える」
南葛SCに所属する元日本代表のMF今野泰幸が、橋本英郎氏のYouTubeチャンネルに出演。ルーキー時代に岡田武史氏にかけられた言葉を明かした。 【動画】今野泰幸がプロ生活を振り返る 今野は東北高を卒業後の2001年にコンサドーレ札幌でプロキャリアをスタート。当初は、プロの高いレベルに圧倒されてしまったという。 「小さい頃から戦術を学んだことがないし、技術とかよりも気持ちという感じで、ずっとやってきたから。プロに入って、いきなり悩んじゃったんですよ。みんな上手いし、スピード感とかに、面食らっちゃって。あ、もう無理だと思っちゃって。これがプロかと思って」 だが、当時の岡田監督との面談が転機となる。 「『何でサッカー選手になれたか分かるか』と(言われて、)『何となくサッカーが上手いから』と言ったら、『違う。お前はすごい速いアプローチができるし、そこでしっかり止まれるし、ボールを奪えるから。お前はそれが凄いから、それを頑張れ。伸ばしていけ』みたいに言われた。あ、そこが俺の持ち味なんだと思って」 「岡田監督との出会いは最高でしたね」と振り返る今野は、その後は「一生懸命、頑張ろうと思って。練習から常に意識するようになった」という。 今野は、ルーキーイヤーからJ1で17試合に出場。後に2014年のブラジル・ワールドカップに出場するなど日本代表で活躍するプレーヤーに成長し、41歳となった今も現役で活躍している。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部