木村拓哉が歌舞伎町に降臨「スペシャルな場所でびっくり」 主演映画「グランメゾン・パリ」のパリ公開決定に感激
俳優、木村拓哉(52)が21日、東京・歌舞伎町シネシティ広場で行われた主演映画「グランメゾン・パリ」(塚原あゆ子監督、30日公開)のレッドカーペットイベントに出席した。鈴木京香(56)ら豪華共演陣と歓楽街に降臨。大歓声で迎えられ、「スペシャルな場所でやらせていただいてビックリしています」と笑みを浮かべた。来年1月8日に今作の舞台であるパリでも公開が決まり、仲間と喜びを分かち合った。 【写真】レッドカーペットイベントに登場した及川光博、鈴木京香、木村拓哉、沢村一樹 寒空の下、2階建ての特注バスに乗って木村ら12人が登場すると、歌舞伎町は熱気に包まれた。会場は黒幕で覆われていたが、豪華キャストが一堂に会するとあって、抽選で選ばれた約300人だけでなく周囲に人々が殺到した。 パリの凱旋門が描かれたステージに向かって仲間たちと闊歩し、「キムタク~!」などと熱烈な歓迎を受けた木村は「寒い中、たくさんの方が見守ってくださってとてもうれしかったです」と感謝した。 「―パリ」は、2019年に放送され人気を博したTBS系ドラマ「グランメゾン東京」の映画化。舞台を日本からパリに移し、木村扮するフランス料理の天才シェフ・尾花がアジア人初となる三つ星獲得を目指す姿が描かれる。 作品を作り上げた仲間たちとの再会に、木村は「久々に会えて非常にうれしいです」と感激。尾花の右腕シェフ・倫子役の鈴木も「5年前、みんなで星を追いかけた夢が、今かなった気がします」とほほ笑んだ。 完成した映画をキャスト陣で観た際、鈴木や及川光博(55)、沢村一樹(57)が泣いていたといい、全員と握手を交わした木村は「自分たちが携わった作品にこんなに素直に拍手できるのが、不思議な感覚でした」と振り返った。 映画が来年1月8日にパリでも公開されることが決定。物語の舞台となった街で封切られることに、木村は「僕らが劇中で表現したフランス語がしっかり伝わるのかどうか。誰かに報告していただきたい」とユーモラスに喜びを表現した。 29日放送のスペシャルドラマ(後9・0)の翌日に公開される劇場版。年の瀬にグランメゾンの〝フルコース〟を届ける木村シェフは「ドラマを前菜、スープとして、『―パリ』をメインとして味わっていただきたい」と呼びかけた。