徳島市営バス車内で運転手が小用足す 「近くのトイレ清掃中と思い」
徳島市営バスの車内で8日朝、60代の男性運転手が小用を足していたことが、市交通局などへの取材でわかった。市交通局は乗客らに対し「不快な思いをさせてしまい申し訳ない」と謝罪している。 【写真】徳島市営バス（被害車両ではありません）=2023年10月22日、JR徳島駅前、武田肇撮影 市交通局などによると8日朝、徳島市南沖洲5丁目の南海フェリー前発、徳島駅行きのバスの運転手が、出発前の車内の乗り口付近で小用を足し、雑巾で床を清掃しているのを、バス停で待っていた乗客が目撃した。後日、乗客から市交通局に苦情の電話があり、運転手に聞き取りしたところ、「バス停近くのフェリー乗り場のトイレが（この時間帯は）清掃中で使えないと思い、我慢できず、車内で用を足した」と認めたという。当日朝の体調に問題はなかったという。 通常、市営バスの運転手は、乗務前にバスの営業所や駅のトイレなどを使うようにしているという。市交通局は今後の対応を検討している。（吉田博行）
朝日新聞社
