万博期間中の混雑緩和へ 時差出勤・テレワークなどの協力要請を試験的に実施 9月30日から5日間
大阪・関西万博の会期中の混雑を見据え、9月30日から5日間、時差出勤やテレワークなど混雑緩和策が試験的に実施されることが決まりました。 来年の万博では1日最大23万人が来場する見通しで会期中、大阪メトロ・中央線の混雑や阪神高速の渋滞が懸念されています。 混雑緩和のため、大阪府や市、経済界などは企業に対し時差出勤やテレワークを求める方針で、9月30日から平日の5日間、取り組みを試験的に実施することが決まりました。 期間中は、大阪府内の幅広い企業を対象に、平日朝のピーク時(8時台~10時台)に大阪メトロの中央線や御堂筋線の利用を避けることや平日午前中に万博会場周辺の一般道路・阪神高速道路を使わないことを求めます。 また、大阪府市と万博協会は期間中、大阪市住之江区の咲洲庁舎などで働く職員を対象に「出勤者7割減」を目指すとしていて、吉村洋文大阪府知事は「窓口機能は維持するが、期間中は来庁を出来るだけ控えるようお願いしたい」と述べました。
ABCテレビ