秋篠宮さま 誕生日会見(全文)今でも結婚したいなら、それ相応の対応をするべき
お2人の結婚についてのお考えや今後の見通しについて
司会:同じ質問になりますけれども、妃殿下いかがでしょうか。 紀子さま:もう一度、質問お伺いできます? 司会:では頭からいきましょうか。 紀子さま:申し訳ございません。 司会:眞子さまと小室圭さんとのご結婚に関連する行事が2年延期され、小室さんはこの夏から3年の予定でアメリカに留学しました。小室家を巡るさまざまな報道もありますが、小室さんからどのように聞き、どう受け止めていらっしゃいますか。眞子さまの最近のご様子とともに、お2人の結婚についてのお考えや、今後の見通しをお聞かせください。 紀子さま:今、宮さまのほうから質問に対して具体的にお話をされているところもございますので、もしできましたら私は母親としてどのように受け止めたか、また娘の様子、そしてどのように感じているかについて、お話をしたいと思いますがよろしいでしょうか。 昨年の夏から、さまざまなことがありました。そして、折々に、私たちは話し合いを重ねてきました。そうした中で、昨年の暮れから、だんだん寒さ、寒くなっていく中で、長女の体調が優れないことが多くなりました。そうした状況が長く続き、長女は大丈夫だろうか、どのような思いで過ごしているだろうかと、私、大変心配でした。しかし、このような中でも、長女は与えられた仕事を懸命に果たしてきました。 今年の7月には公的な訪問、ブラジルへ行きました。それは日本人のブラジル移住110周年の行事に出席するためでした。私たち自身も、以前にブラジルヘ仕事で行きましたが、そのときよりも長い距離を移動し、大変な日程だったと思いますが、日本人の移住市でもあるところも含めて、14都市を回り、多くの人々と交流を深められました。 それからも都内や地方での幾つもの行事に出席し、それを1つ1つ、心を込めて大切に全力で務めてきたように、私は思います。私は本当によく頑張っているなと、長女のことを思っております。 長女は美術や音楽が好きなものですから、そして私も好きで、一緒に誘い合って、展覧会や音楽会に出掛けることがあります。小さいときからこのように一緒に芸術に触れたり語り合ったりする時間を持ってきましたけれども、今、以前にも増して、このように長女と過ごす時間を、とても大切に感じています。 家族として非常に難しい状況の中にありますが、私は長女の眞子が、いとおしく、かけがえのない存在として感じられ、そしてこれからも長女への思いは変わることなく、大切に見守りたいと思っております。 司会:殿下から添えられるお言葉はございますか。 秋篠宮殿下:今、妻が話しましたように、先ほどの私の抱負ではありませんけども、本当に1つ1つ丁寧に仕事をしているっていう印象は私もあります。 (完)【書き起こし】秋篠宮ご夫妻 誕生日会見