G20サミット閉幕 安倍首相が議長国会見(全文2完)日本は日本の役割を果たしたい
G20大阪サミット閉幕後の29日午後、安倍首相は議長国会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「G20大阪サミットが閉幕 安倍首相が議長国会見(2019年6月29日)」に対応しております。 【動画】G20大阪サミットが閉幕 安倍首相が議長国会見(2019年6月29日) ◇ ◇
日本の海洋プラごみ問題にどう対処するのか
Channel NewsAsia:総理ありがとうございます。CANシンガポールのものです。ブルー・オーシャン・ビジョンについてです。今採択されたばかりでありまして、海洋プラスチックごみに関してです。日本が技術を供与する、そして経験を供与するということですけども、日本自体がプラスチックごみを大量排出しております。一部の欧州国よりも遅れております、この分野での対処に関しては。またプラスチックごみを日本は途上国に輸出もしております。ですので総理ご自身、日本の国内事情にまずどうやって対処するつもりでしょうか。国際社会に一緒にやっていこうと呼び掛ける前に、プラスチックごみ削減のためにです。以上です。 安倍:大阪ブルー・オーシャン・ビジョンですが、海は世界共通の財産であります。海洋プラスチックごみによる汚染から私たちの美しい海を守るためには世界全体での取り組み、もちろん日本も含む世界全体での取り組みが必要であります。新興国、途上国を含む世界の主要国からなるG20が大阪ブルー・オーシャン・ビジョンを共有したことは世界全体で海洋プラスチックごみ対策を進める上で大きな意義があると考えています。 加えて今回のG20では、その実現に向けた具体的な実施枠組みにも合意できました。各国は継続的に情報を共有、更新しながら対策を実施することを通じ、G20としての、さらに世界全体での実効的な対策を着実に進めていきます。日本としては先般、海洋プラスチックごみゼロを実現するためのアクションプランを決定しました。