阪神FA権取得の原口&坂本 球児新監督を歓迎 行使か否かは熟考の構え
国内フリーエージェント(FA)権を今季取得した阪神の原口文仁内野手(32)と坂本誠志郎捕手(30)が18日、藤川球児新監督を歓迎しつつ、FA権行使か否かについては熟考の構えを示した。共に甲子園を訪れたが、残留交渉などは行わずトレーニングが目的。この日は同じくFA権を取得した糸原健斗内野手(31)と大山悠輔内野手(29)も甲子園室内で汗を流していたとみられる。 原口はFAについて「熟考ってヤツですか。新聞に(文字が)躍る。もちろん一人では決められないので、いろんな意見を聞きながら、家族とも相談してね」と話した上で、チームへの愛着も強調。藤川新監督とは現役時代にバッテリーを組んだ間柄で「仕事がね、大きく違うと思うので始まってみないと」と指揮官と選手としての“再会”を心待ちにした。 坂本もFAには「何も分からないから、何も言えないです」と言葉少な。藤川新監督とは合同自主トレを行うこともあったが「言葉の重みがあって、いろんな可能性も考えてらっしゃって、いろんな人に刺激を与えられる方」と信頼を寄せていた。