「現金を分け合った」北海道・男子大学生暴行死 強盗の可能性も
■問題は…いつカードを奪おうと考えたのか
北海道江別市内の公園で、長谷さんに暴行を加え死亡させた疑いが持たれている6人。その後、八木原容疑者を除く5人は川村容疑者の車で移動。札幌市内のコンビニのATMから長谷さんのキャッシュカードを使い現金を引き出したとみられています。 川村容疑者のものとみられる車が札幌方面へ向かう様子が、防犯カメラに捉えられていました。 被害額は十数万円。警察は、容疑者らが長谷さんを暴行しながらカードの暗証番号を聞き出した可能性もあるとみています。 問題は、いつの時点でカードを奪おうと考えたのか。逮捕された6人の容疑は、現在いずれも「傷害致死」。量刑は3年以上の懲役です。ただし、仮に「強盗致死」に問われた場合は、死刑または無期懲役と刑法上は定められています。 北海道警担当 山上暢キャップ 「どの時点でキャッシュカードを盗もうと考え始めていたのかが、一つの焦点になる。仮に、暴行を働く前からキャッシュカードを盗もうと考えていたとしたら、強盗致死の疑いも浮上してくる。警察は、容疑者の供述だけではなく押収したスマホの解析をすすめるなど、一体どの時点でキャッシュカードを盗もうと考え始めたのかという点でも、慎重に調べをすすめています」
テレビ朝日