「高齢者が通話しながらのATM操作禁止」 条例改正を検討 金融機関などに一定の義務 ”還付金詐欺”全国ワーストの大阪府
ABCテレビ
携帯で通話しながら、ATMを操作することを禁止するよう求めました。 大阪府で今年確認された特殊詐欺は10月末時点で2202件、被害額は48億6000万円にのぼり、去年から6割以上増えています。 なかでも「還付金詐欺」の件数は全国ワーストで、対策を検討してきた府の審議会はきょう6日、高齢者が携帯電話で通話しながらATMを操作させないよう、金融機関などに一定の義務を課すことを提言しました。 「特殊詐欺は絶対に許さないという思いで、少しでも被害を減らすために強い思いで条例改正をしたい」 (吉村洋文大阪府知事) 審議会は他にも、高齢者がATMで1日に振り込める「限度額の引き下げ」も求めていて、府は来年2月の議会で条例の改正案を提出する方針です。
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