大分の若者ら大阪で「ウェルカム神楽」復興願いパワフルな舞
復興願い大分の若者がパワフルな神楽を披露
大分の若者ら大阪で「ウェルカム神楽」復興願いパワフルな舞 THEPAGE大阪 撮影:柳曽文隆
大分、そして被災地の復興を願い一生懸命神楽でがんばります──。熊本地震による被災地の一日も早い復興を願い大分県大阪事務所はどは12日、「関西大分県人会春季総会~ふるさと大分を愛し、応援する集い~」を大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪で開催した。その中で、大分の若者らが被災地の復興を願い誕生させた神楽を披露するなど、復興に向けて元気な大分をアピールし注目をあびていた。
パワフルな舞で元気な大分をアピール
大分県大阪事務所の御手洗洋子次長によると、この神楽は大分県豊後大野市の若者らが「被災地の一日も早い復興」を願い誕生させた「里の旅ウェルカム神楽」だという。そして、これまで行っていなかった県外での公演を、関西大分県人会のメンバーら大勢の人が集まる、この集いで行うことになった。 メンバーらは朝一で大分から大阪へ移動し、さっそく神楽を披露。本来、神楽は長時間にわたって行われるが、この神楽は観光客にも地元に伝わる伝統的な文化を気軽に楽しんでもらおうと、時間は短縮しているが、パワフルかつアーティスティックなパフォーマンスで魅せるという。
会場では、広瀬勝貞大分県知事ら多くの大分県関係者が見守る中、威勢のいい太鼓を響かせ華麗な舞を披露。食事を楽しんでいた人たちも手をとめ、若者らの舞に夢中になり大きな拍手が贈る。 熊本地震の影響で、大分も観光客減少などの影響を受けているという現状もあるが、会場全体が若者の神楽をみて気持ちが一つになったのか「元気な大分をみんなに伝えていこう」と話し合う人の姿も多くみられた。