斎藤工にリリー・フランキーも共感「トイレに行くときに机の上にケータイを置きっぱなしにする人が好き」
リリー・フランキー、斎藤工、伊藤沙莉……。個性たっぷりな3人が経営するペンションに、毎回やって来るちょっと訳ありなお客さんたち。彼らが織り成すドラマを、アドリブ感満載で作っていくという不思議なヒューマンドラマ『ペンション・恋は桃色』が4年ぶりに帰ってきます! 【写真】フランクに話し込む「斎藤工×リリー・フランキー」をもっと見る いつもテキトーなオーナー・シロウさん(リリー・フランキー)、しっかり者の娘・ハル(伊藤沙莉)、そして気難しいバイトのヨシオ(斎藤工)。時代に合わせて器用に生きられない3人の繰り出す言葉は、面白おかしいけれど、スンと胸に入り込んでくるものが……。 このたびW主演のリリー・フランキーさんと斎藤工さんに、シーズン2の見どころを語っていただくとともに、お二人の独特の恋愛観トークも繰り広げていただきました。深~い男性心理が見えてとっても興味深いので、是非参考にして!
ドラマの半分はアドリブで作られている
ーー伊藤沙莉さんがギャラクシーを授賞したことでも話題になったドラマ『ペンション・恋は桃色』。4年ぶりとなるシーズン2の配信が、1/19よりスタートしました。シーズン2の製作が決定したときのお気持ちはいかがでしたか? リリー シーズン1の放送は4年も前ですからね。ずっと放置されていて、伊藤沙莉さんが朝ドラ決まった瞬間にシーズン2の製作が決定したという。この展開の早さにびっくりしましたよ(笑)。 ーーリリーさん演じるオーナーのシロウさん、伊藤沙莉さん演じる娘のハル、そして斎藤さん演じるバイトのヨシオ。3人が働くペンションに、毎回様々なお客さんがやって来てハートフルな騒動を繰り広げるというもの。このドラマは撮影方法が特殊で、アドリブ満載だとか……? リリー 前回もそうだったんですけど、めちゃくちゃ手作りなんですよ。アドリブもだけど、みんなで近所のペンションに泊まり込んで撮っているから、監督とか共演者と「明日のシーンどうする?」って話して中身を変えたりもする。そういう意味ではすごく部活っぽいんですよね。 斎藤 泊まり込みだからスケジュールを合わせるのも難しいと思うんですけど、よくこのタイミングでスタッフ、キャストともに集まれたなっていう。もはや奇跡ですよね。 リリー 撮影6日で全5話を撮ってるんです。だから撮ったものをほとんど使わないと成り立たない。先に言っておきますけど、見ていて「このシーン間延びしてんな」って思ったところは、もう使わざるを得なかったんですよ。カットすると1話分の時間に満たなくなってしまうから。