「シュワっと溶けちゃう…」新食感の「白いラーメン」とは?夫婦の愛情が詰まった唯一無二の味に迫る
ホクホクの炒飯に、アツアツの麻婆豆腐。足しげく通いつめたくなる大衆中華料理店「町中華」。人気町中華に必ず存在する看板メニュー・通称「常連メシ」を求めて、愛知県・豊田市の「中国料理 やお豊飯店」へ。そこで人気の「蟹身と卵白のラーメン」こと、「白いラーメン」を調査しました。 【動画】「奥さんが強引にメニュー化した」卵白1個なのにこんもり!フワフワ食感を追求した「白いラーメン」の秘密はこちら【4分43秒~】
口の中で溶ける!「白いラーメン」に肝心なフワフワ食感の正体
「白いラーメン」を調査するため店内へ入ると、白い物体が乗った「蟹ラーメン」が次々とテーブルへ運ばれて行きます。どうやら、"白いラーメン=蟹ラーメン"のようです。 初めて注文するお客さんは、どうやって食べたらいいのか少々困惑気味。「蟹ラーメン」と呼ばれるだけあり、カニも入っていますが、上に乗っている白い物体は何なのでしょうか。「白いラーメン」を初めて食べる家族に、味を尋ねました。 (女性客) 「初めての食感。コレ(白い物体)にスープがからんでおいしい!シュワっと…溶けちゃう」 お客さんをトリコにさせるフワフワした食感の正体は、「卵白」です。その食べ方に、流儀があるそうで…。 (中3の常連客) 「卵白と麺を一緒に食べる。おいしい」 卵白が口の中で消えて、余韻が残るのがおいしさなのだとか。
すべて国産!調味料まで妥協しない素材へのこだわり
「白いラーメン」の調理工程を見せてもらいました。さっそく店主が用意したのは、卵白が入ったボウルとハンドミキサー。白い物体の正体は、卵白1個分を撹拌した「メレンゲ」でした。 (店主の妻・鳥本恭子さん) 「いい卵だから、大きなメレンゲになる。濃厚だから!」 愛知県産の高級卵を使用することで、口の中で溶ける独特な食感を実現しています。 (店主・鳥本昇さん) 「いい食材を使いたい。地元産もありますけど、いい食材を使いたい!なるべく国産の食材を使いたい」 素材の良さにこだわる店主は、「白いラーメン」の食材や調味料は、国産のものを使用しています。 (女性客) 「いい味ですよ、上品な中華料理。やさしい味かな」 お客さんは、高価でも「白いラーメン」を注文したくなると言います。