「となみ夜高」写真入賞者4人発表 商議所青年部、作品プリントしたオリジナル田楽行燈が景品
富山県の砺波商工会議所青年部は26日、6月の「となみ夜高まつり」を盛り上げるために写真共有アプリ「インスタグラム」で実施したフォトキャンペーンの入賞者4人を発表し、景品のオリジナル田楽行燈などをお披露目した。市内外から734件の投稿があり、企画した青年部交流委員会の荒木悠史委員長(29)は「まつりの知名度アップにつなげることができた」と手応えをにじませた。 フォトキャンペーンは5月7日~6月22日に実施。見物客らからまつりに関する写真を特定のキーワードとともに投稿してもらい、青年部の5人が審査した。景品として入賞者が撮影した写真をプリントしたオリジナル田楽行燈(縦36センチ、横25センチ、幅13センチ)やTシャツ、マグカップを作成。今月中に4人に贈るという。 最優秀賞は射水市の男性で、出町地区の町並みと大行燈が写った風景を切り取り、地域の魅力が詰まった1枚として評価した。この他の入賞写真には、行燈の製作を手伝う子どもや、躍動感ある「突き合わせ」、大行燈に囲まれながら胴上げされる裁許を捉えたものを選んだ。
砺波商議所青年部の五島延貢副会長(39)は「多くの人に参加してもらえたので、来年も実施できたらいい」と意欲を見せた。