使命を果たし、ぐっすり…韓国・地下鉄で眠る盲導犬、周囲の温かい配慮、広がる共感
【11月11日 KOREA WAVE】韓国のオンラインコミュニティに5日、「地下鉄で疲れた飼い主の前で眠る盲導犬」というタイトルの写真が掲載された。ラブラドール・レトリバーが力尽きたかのように眠っており、ネット上で多くの共感を呼んでいる。 写真では、盲導犬はそれとわかる服を着ており、飼い主の前で横たわって深い眠りに落ちている。投稿者は「トントン」と呼んでいる。 盲導犬は視覚障害者の安全を確保しながら移動をサポートする訓練を受けており、レトリバー種が多い。この犬も混雑した地下鉄内で飼い主を無事に席に導き終えた後、疲労が限界に達した様子が見て取れる。周囲の人々は犬が休めるよう一歩後退する配慮を見せている。 ネット上では「代わりに周囲に気を配ってきたから疲れたのだろう」「人々が一歩下がっている姿が印象的だ」「案内犬に労いの気持ちを送る」などの声が寄せられている。 盲導犬は家庭や専門の教育施設でサポートに必要な訓練を受けるが、盲導犬の試験に合格するのは約30%程度。集中力をそがないため、移動中の盲導犬に触れたり、写真を撮ったりすることは禁止されている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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